概略:心臓と血管の病気について
心血管疾患
心血管疾患(CVD)は、世界における主要な死因であり、毎年1,790万人以上が亡くなっています。CVDには脳卒中や、その他心臓や血管に影響を及ぼす疾患が含まれます。心血管疾患の最も一般的なものは冠動脈疾患(CAD)で、コレステロールと脂肪沈着物(プラーク)の蓄積によって動脈が硬化したり詰まったりする疾患です。
末梢血管疾患
末梢血管疾患(PVD)は、頭部、臓器および手足に血液を運ぶ動脈に影響を及ぼす循環障害です。一般的には、プラークが蓄積して狭窄や閉塞を引き起こすことが原因です。PVDは、患部である下肢の腫れや激しい痛み、また痛みや不快感による運動制限を引き起こすことがあります。
構造的心疾患
構造的心臓疾患には、心臓の組織や弁の欠陥や障害等があります。このような問題は先天性のもの、つまり生まれつきのものである場合もあれば、後年、心臓の機能の低下により発症する場合もあります。心臓弁膜症は、高齢者に多く見られる構造的疾患の一種であり、寿命が延びていることに伴って近年増加傾向にあります。
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